元気とリラックスのためのおすすめメニュー
2017年3月7日 [ADHDの子供ためのおすすめレシピ]

ニンジン好きになれる<キャロット・サラダ>&<カラフル・カルパッチョ>
ニンジンはあまり好きじゃないという子供さんでも、おいしく食べられるサラダです。レーズンの甘味が、ニンジンの甘味を引き出し、ニンジン独特のクセを感じにくい味付けです。
フランスでは「キャロット・ラペ」と呼ばれている定番のサラダです。作りたてのニンジンがシャキシャキしている時もおいしいですし、翌日以降のちょっとしんなりとしてきた時もまたおいしいものです。
冷蔵庫で数日保存できるので、時間がある時に作り置きが出来ます。
<キャロット・サラダ>
・材料(4人分) ニンジン 中2本
レーズン 大さじ3杯
りんご酢 大さじ2杯
レモン果汁 小さじ1杯
オリーブオイル 大さじ2杯
塩 小さじ1/2杯
コショウ 少々
・作り方
1.ニンジンをせん切りしておく。
2.ボールにりんご酢、レモン果汁、オリーブオイル、塩、コショウを入れて泡だて器でよく混ぜ合わせる。
3.2のボールに、せん切りにしたニンジンとレーズンを加え、全体を良く混ぜる。
*レーズンが苦手な場合は、ローストしたスライスアーモンドや、細かく刻んだクルミに変えても良いでしょう。大きな子供さんや大人が召し上がる場合は、レーズンを予めラム酒に漬けたものにしたり、りんご酢をバルサミコ酢にしたりするとより風味が良いですよ。
またドレッシングにみじん切りにしたパセリを加えたり、種入りマスタードを加えるなど、お好みでアレンジしてみてください。
おすすめポイント
・ニンジンにはβ-カロテンが豊富に含まれています。
β-カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換されて抗酸化作用を発揮して、血流を良くしたり、様々な病気を予防してくれたりします。また目の健康にも欠かせない栄養素です。
*こちらもあわせてご覧下さい→「ADHDと抗酸化成分」http://adhd.jpn.com/adhd-e/2015_010/
・β-カロテンは油と一緒に摂ると吸収が高まりますので、オリーブオイルを使うことは理にかなっています。
オリーブオイルは、ADHDの子供さんには摂りすぎないでほしいリノール酸の含有量が少ないため、おすすめしたい油です。
*こちらもあわせてご覧下さい
→「再確認!身体に良い!と言われる食品はやっぱりスゴイ!」
<キャロット・サラダ>が残ったら、<カラフル・カルパッチョ>に!
日持ちするキャロット・サラダですが、残ったときはカルパッチョにアレンジしましょう。
やや地味目なビジュアルのお刺身よりも、華やかで野菜も一緒に食べられますし、お野菜で少なめのお刺身でもボリュームアップします。
・材料(4人分) キャロット・サラダ 1人分
お刺身(タコまたはホタテまたは白身魚) 2人分
きゅうり 1本
レタス 小1/6個
塩 小さじ1/2杯
コショウ 少々
・作り方
1. 洗って水気を良く切ったレタスを細かくちぎって、大きめのお皿に敷く。
2. せん切りにしたきゅうりをその上に載せる。
3. 薄く削ぎ切りにしたお刺身を、きゅうりの上に載せ、全体に塩・コショウを振る。
4.お刺身のうえに、キャロット・サラダを載せ、残ったドレッシングを全体にかける。
*レタスやきゅうりは、サラダ菜や水菜、カイワレ等、他の野菜に変えてもOKです。食べやすくきったプチトマトなどを加えると、よりカラフルになります。
*味が薄い場合は、適宜塩・コショウとオリーブオイルを最後に追加でかけて下さい。
おすすめポイント
・タイやヒラメなどの白身魚には、青魚と比べると少ないもののDHAやEPAが含まれています。
DHAは、試験データに少しばらつきがあるものの、ADHDの子供さんの衝動性や攻撃性を抑える働きがあると考えられます。
タコやホタテには、肝機能を高めてくれるタウリンが豊富に含まれています。ADHDの子供さんは一般的に解毒作用が弱いことが多いといわれていますので、解毒工場である肝臓の働きを高めてくれる栄養素はしっかり摂りたいものです。
*こちらもあわせてご覧下さい→「DHAはADHDに効くって本当?」
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